WHITE RIBBON RUN 2020に参加していただいた皆さまのエントリー費の一部を下記の活動に寄付します。
(寄付の金額により、活動内容が変更されることがあります。すべての活動が必ず実施されるものではありません。)

アフガニスタン

女性の医師がいないと女性が医療を受けにくい地域で、ジョイセフは女性医師が常駐するクリニックを運営し、女性や母子に保健医療サービスを届けました。2020年は、アフガニスタンも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の大きな影響を受けました。ジョイセフのクリニックでは、スタッフの個人防護具(マスク、ガウン等)の着用やクリニック内での感染予防対策(来院時の手洗い、換気、ソーシャルディスタンスの確保)に努め、活動を進めました。スタッフに感染者が出たことから2週間ほどクリニックを一時閉鎖しましたが、6月中旬には活動を再開し、母子保健サービスの提供やカウンセリング活動の他、COVID-19感染予防をテーマとした啓発指導、生活の困窮化に伴う栄養不良児の増加に対応した栄養指導に重点を置き活動を実施しました。

ケニア

ケニアでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が大きく、対象保健施設がCOVID-19専用クリニックになったり、クラスターが発生し閉鎖されたり、さらには集会の制限や、医療従事者のストライキなどがあり、本来計画していた活動ができない状況が続いていました。しかし現在、ナイロビ県内カムクンジサブカウンティの若者(対象人口:約7万人)を対象に同地行政機関保健部門と協力して、若者のSRH支援を目的としたユースオープンデーのを開催(2021年6月)を計画・準備しています。(2021年3月現在)

ナイロビ、ニエリのスラムで、家族計画への男性参加促進と女の子の自己肯定感を高める支援をします。
スラムの女性たちは生活のために性交渉を受け入れたり、性暴力の被害にあうことが少なくありません。貧しくて十分な教育を受けられずに知識がないため、しばしば性感染症や意図しない妊娠に直面しています。スラムの女性を支援するためには、男性の理解と協力が不可欠です。集まった寄付金でスラムに住む男性を対象としたジェンダー平等、リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて学ぶ機会を提供します。また、若者に思春期保健情報を伝えるピア・エデュケーターの活動や、ダンス・音楽などのクラブ活動の活性化を通じて思春期保健向上を目指します。